ほまれカンファレンス
― 専門を越えて学び合う、HappiMEDの双方向型医療カンファレンス ―
ほまれカンファレンスは、HappiMEDの「専門領域を超えて学び、つながり、視野を広げる」という理念のもとに生まれた医療カンファレンスです。
専門医、若手医師、医学生がそれぞれの立場や経験を持ち寄りながら、“私たちに必要な洞察力・姿勢・考え方”を探っていきます。
単なる知識の共有にとどまらず、臨床の現場でどう考え、どう行動するかを深く掘り下げる、双方向型の学びの場です。
ほまれカンファレンス 開催レポート
2025年4月12日|“一例”が教えてくれる、診療の本質
2025年4月12日に開催された「ほまれカンファレンス」では、脳神経内科の専門医をお招きし、訪問診療の現場で出会ったある患者さんの症例についてご講演いただきました。
テーマは、単なる疾患解説ではありませんでした。
その患者さんとどのように出会い、どのような経過をたどり、どんな積み重ねによって診断へ辿り着いたのか――。
リアルな“診療の物語”が共有されました。

ドラマのような症例
“裏の泥臭い”努力
共有していただいた症例は、学術的にも非常に示唆に富むものでした。
しかしそれ以上に印象的だったのは、診断が検査データだけでなく、患者さんとの信頼関係や、日々の小さな所見の積み重ねの上に成り立っていることが、ありありと伝わってきたことです。
「何かがおかしい」という直感を大切にし、足を運び、話を聴き、身体を診て、時には迷いながらも検証を重ねていく。
そのプロセスは、まさに一つのドラマを追体験しているような臨場感に満ちていました。
参加者の声
参加者の中からは、
「学生の頃にこの症例を聴いていたら、自分も脳神経内科に惹かれていたと思う」
という声も聞かれました。
教科書やガイドラインでは伝えきれない、患者さん一人ひとりの人生と向き合う診療の奥深さ。
それこそが、医療という仕事の原点であり、多くの医師や医学生の心を動かす力なのだと、改めて感じさせられる時間でした。