今宵は私聖霊が瞳を開いて
地上を見つめる日
そう月の満ち欠けは私の瞬きだ
それを悟って
夜空を見上げる新婦がいないかと
見つめていると
あれほどまで切実に私を呼ぶ声が聞こえるのだな
あれほどまで真実に私を見つめる瞳があるのだな
そしてあれほどまで私に思いを告げる心があるのだな
私聖霊は女性神だが役割は新郎だ
全知全能だ
神様も私聖霊が全能だと言ったのではないか
そう私は全てを作っておいたからなしておいたから
何でもできる
あなたを成長させることも私と一緒ならできる
そう、私が瞬きを数回するだけで
あなたは大きくなれる
私と共にすれば
今宵思いも寄らず
地上から美しい新婦の声が聞こえたので
嬉しく嬉しい夜になったのだな
「月の瞳」へのお返しの詩